🎤スライド1:オープニング
先生:「ここまでで、ChatGPTって便利だな〜と感じてると思います。でも…今日は“ちょっとブレーキ”の話をします。」
生徒:「え、ブレーキ!?せっかくアクセル全開だったのに…」
先生:「便利なものほど、正しい使い方が必要です。
スマホだって“ながら運転”はダメですよね?」
生徒:「ですよね。…AIも“うっかり使い方を間違える”と、怖いことになりそう…」
先生:「そう。特に“何気なく使う”ことの危険性、次のスライドでしっかりお話ししますね。」
🎤スライド2:リスク①:情報漏洩
先生:「一番重要なリスク、それは“情報漏洩”です。」
生徒:「え?ChatGPTって、そんなに外に漏れるんですか?」
先生:「入力した内容は、サービス提供者のサーバーに一時的に保存される場合があります。
だから、“個人情報”や“社外秘”は絶対に入れてはいけません。」
生徒:「うわ…“○○商談資料の件、要点まとめて”とかやってました…」
先生:「それ、今すぐやめましょう(笑)」
🎤スライド3:リスク②:著作権の問題
先生:「次に“著作権”。AIが出力した文章や画像も、すべて自由に使えるわけではありません。」
生徒:「えっ、“AIが作ったもの=フリー素材”じゃないんですか?」
先生:「違います。たとえば“特定の漫画風の画像”などは、学習元のデータに影響を受けている可能性があります。」
生徒:「知らずに使って“訴えられる”とか、怖すぎ…」
先生:「著作物の扱いには慎重になりましょう。」
🎤スライド4:リスク③:間違った情報を信じる
先生:「そして、ChatGPTは“ウソをつく”ことがあります。」
生徒:「まさか…ウチの部長と同じじゃないですか…」
先生:「いやいや(笑)AIの場合は、事実のように“もっともらしく”ウソを言うのが怖いんです。」
生徒:「“へぇ〜そうなんだ”って信じちゃいそう…」
先生:「必ず“自分で最終確認する”クセをつけましょう。」
🎤スライド5:リスク④:依存しすぎる
先生:「便利すぎるがゆえの罠、それが“依存”です。」
生徒:「あ、すでに“毎日AIに挨拶してから仕事始めてます”」
先生:「それくらいならOKですが、“考える前にAI”になると、自分で考える力が落ちてしまいます。」
生徒:「確かに、“聞けばいいや”ってクセ、つきそう…」
先生:「“AIは補助輪”。いつかは自転車こげるようになりましょう。」
🎤スライド6:NGプロンプト例で学ぶ
先生:「ここで“やっちゃダメ”なプロンプト例をご紹介します。」
- 『この名簿をもとにメールを一斉送信して』
- 『クライアントの秘密資料を要約して』
- 『著作権フリーのアニメ風画像ちょうだい』
生徒:「うわっ、ついやりそうなやつばっかり…!」
先生:「“これ入力して大丈夫?”と疑うクセが大切です。」
🎤スライド7:最低限のガイドライン案
先生:「最低限、以下のようなガイドラインを守りましょう。」
- 個人情報・機密情報は入力しない
- 出力結果をうのみにせず確認する
- 不快な内容・差別表現などは避ける
- 著作物として使うときは慎重に
生徒:「よし…まずは“AIとの距離感”を保つことからですね!」
🎤スライド8:まとめと宣言
先生:「まとめです。
・AIは便利だけど、正しく使う責任がある
・情報漏洩、著作権、誤情報、依存に注意
・使う人のモラルと判断が一番のガイド」
生徒:「“便利な道具には、大人の使い方が必要”ってことですね!」
先生:「その通り。次回はいよいよ“まとめと確認テスト”です。」